○○と○○が合う!とよく聞くけど、なんで合うのか分からない。そんで覚えられないから、自分でコーディネート考えられないんだよ!
悲痛の叫びをあげている方のために、超簡単な色の具体的な組み合わせ方を紹介していきます。
【必要なもの】
①3分
これで十分。
高性能脳みそはいらない。
画家であれば、海よりも深い色への探求心が必要なんでしょうが、我々は水たまり程度で結構である。
のちのち、ファッションを自分なりに考えながら、水たまりを広く深くしていけばいいんですよ。
ファッションカラーで大事なマンセル色相環
マンセル色相環。化学っぽい名前ですが、色の輪なんだなーでいい。
大体この「マンセル色相環」を用いて説明していきます。身構えなくても大丈夫。かなり簡単な話です。
黒・白・グレーがありとあらゆる色に合う理由
これは、青の色の移り変わり。
横は明るさ、縦は鮮やかさ。
①明るくするほど、白に近づく。
②暗くするほど、黒に近づく。
③鮮やかさをなくすと、黒グレーに近づく。
①②③は、赤、緑、黄、紫などどんな色でやろうとも同じです。
これが表わすのは、
白と黒と灰は、あらゆる色の同系色みたいなもの!だってことだ。白や黒やグレーは、どんな色とも合わせやすいので、アイテムとして絶対に腐らない色と言える。
清潔、キレイめを目指す人以外タッチ禁止!!
白グレー黒はどんな色とも合うんだなーと割り切ってしまってくれればよい
同系色とかいうファッション上良く合う色
黄色なら黒枠の中、隣り合っていたり、近い同系色である。ここの色の相性はいい。
もちろん、このように色を薄めたり、濃くしたりしたものも同系色である。中心には黒が、周りには白がある
反対色(補色)とかいうファッション上良く合う色
赤なら青緑
青なら橙(オレンジ)
緑なら紫
このように、180度反対にあるのが反対色である。アクセントを付けるときなどに非常に有効な色の組み合わせだ
しかしファッションであれば、完全な補色とまではいかなくても、180度の隣りの色(赤なら青と青緑と緑)までを補色として考えてしまうのがいい。
距離が遠い物もまたお互いに色が映えるので相性がいいと言ってもいいでしょう。
反対色を使うときの注意
「お互いに色が映える」ということは、
同じ程度でぶつけると、色が喧嘩をしてしまうということである。例えば、赤のアウター、青緑のパンツ。間違いなく喧嘩してしまいます。
喧嘩しないようにするには、
①緩衝材を挟む
②程度を変える
この2つの方法がある
①緩衝材を挟む
間に、白か黒、グレーを挟んでみてください。
http://www.naigai-p.co.jp/chokichoki/
赤シャツと青緑のパンツ。大きいアイテム同士ですが、喧嘩していません。これは、間に、白シャツを挟んでいるからです。何気なくしているところが非常にオシャレですね。
さらに実は、靴も赤。しかし赤の靴の範囲はパンツに比べると非常に狭く程度が違いますね?「②程度を変える」をやっています。だから喧嘩しないで映えるんですよ。
②程度を変える
程度とは
①範囲の程度を変える
②色の程度を変える
この2つ。
【①の範囲の程度について】
靴とパンツとかにすればいいのです。パンツとベルト、ベルトとトップスなどでもいいかもしれません。他にもジャケットとネクタイ、ジャケットとスカーフ、などなどいくらでもあります。これがいわゆる挿し色というやつですね。
【②色の程度を変える】
例えば、青緑は原色そのままに、赤をワインレッドにする。
逆に色を水で薄めていくのもいいかもしれません。他にも少しグレーに近づけてみたりする。このように色の程度を変えてみてください。喧嘩は同程度の間でしか起こらないものです。
ファッション初心者が絶対に読むべき服の組み合わせパターン
これは止めとけよな、色の組み合わせは90度
有名なもので言えば、紫とオレンジ。この2色は合わないと言われている色の組み合わせだ。
なぜ90度はダメなのか?
今までは、距離が近い物と遠い物の相性がいいという話をした。
90度は、遠くもなく近くもないからダメといえる。
互いに主張することもなく
互いを強調してくれるわけでもなく
互いが相互混じり合うわけでもなく
どっちつかずな関係、それが、90度。
アクセントでは到底使うこともできない。遠い色だからこそ、アクセントとなってくれる。
器用貧乏でどっちつかずで優柔不断、ダサい!とはならないが、絶妙なカラーバランスだ!ともならない、そんな色の組み合わせが90度だと思ったらいい。
絶対ダメとは言わないけれど―――
せっかく遠い色を使おうと思っているのであれば、150度180度210度という位置にある色を使ってみてはどうだろうか
そっちの方がずっとオシャレであるし、アクセントもメリハリも効いていて見ている方も気持ちがいい。
地味ではなく、正しく無難な組み合わせを目指そう。
初心者が絶対に知っておくべき服の色の組み合わせ方の奥義に関しては、100万訪問者超え、ブックマーク400の記事があるので、おすすめである
↓ ↓
服の合う色、合わない色のまとめ
・マンセル色相環を参考にしろ(名前はどうでもいい)
・隣り合っている色(-30度~30度)は同系色でよく合う
・黒白灰はすべての色の同系色で最強
・反対色(150~210度)は、範囲か濃さで程度を変えて使うか、間に別の色を挟む(白黒グレーがおすすめ)
・90度は合わない
・服の組み合わせ方パターンを学べる奥義は絶対にタメになるので読むべし
おわり